韓国留学生活にかかるお金、実際どのくらい?【2025年最新版】
- Minhwa Cho
- 9月5日
- 読了時間: 3分
韓国留学を考えるときに、一番気になるのはやっぱり「毎月の生活費」ではないでしょうか?
実際にどのくらい必要なのか、日本にいるとイメージがつきにくいですよね。
今回はソウルと釜山で一人暮らしをする場合を想定して、家賃・光熱費・食費・交通費をまとめてみました。
これから留学を考えている方はぜひ参考にしてください🎵
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1. 家賃 〜ソウルと釜山の違い〜
やっぱり一番大きい出費は家賃です。韓国で留学生に人気なのは「ワンルーム」や「オフィステル」。(長期対象)
日本のワンルームマンションに近いイメージです。
(短期向けのコシテルにつきましては、今度説明いたします!)
• ソウル(オフィステル):保証金 1,000万ウォン以上、月70万ウォン以上(約7.7万円〜)
• ソウル(ワンルーム):保証金 500万ウォン以上、月60万ウォン以上(約6.6万円〜)
• 釜山(ワンルーム):保証金 300万ウォン以上、月40万ウォン以上(約4.4万円〜)
• 釜山(オフィステル):保証金 500万ウォン以上、月45万ウォン以上(約5万円〜)
こうして比べてみると、ソウルと釜山ではかなり差がありますよね。ソウル中心部は便利ですがその分コストも高め。
一方で釜山なら家賃がグッと抑えられるので、生活費をできるだけ節約したい人にはおすすめです。
ちなみに韓国特有の「保証金」制度も要チェック。これは契約時に数百万〜数千万ウォンをまとめて大家さんに預ける仕組みで、契約終了後に返ってきます。さらに物件によっては管理費(共用部分の清掃やエレベーター維持など)として、月5〜10万ウォン(約5,500〜1.1万円)が別途かかることもあります。


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2. 光熱費 〜季節で大きく変動〜
光熱費は季節によってかなり違います。
夏はエアコン、冬は暖房でぐっと高くなるのが韓国の特徴。
• 電気代:2〜4万ウォン(約2,200〜4,400円)
• 水道代:1〜2万ウォン(約1,100〜2,200円)
• ガス代:冬は10万ウォン(約1.1万円)を超えることも!
平均すると月5〜10万ウォン(約5,500〜1.1万円)くらいですが、特に冬は「ガス代が怖い…」という留学生の声をよく聞きます。

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3. 食費 〜外食が意外とおトク〜
韓国は外食文化が盛んで、学生でも利用しやすい価格帯のお店がたくさんあります。
• 学食:3,000〜5,000ウォン(約330〜550円)
• 定食屋:7,000〜10,000ウォン(約770〜1,100円)
• コンビニ弁当:4,000〜6,000ウォン(約440〜660円)
自炊をする人もいますが、一人分の食材は意外と割高。平日は外食+週末だけ自炊というスタイルの学生も多いです。平均すると月30〜50万ウォン(約3.3〜5.5万円)くらいが目安です。


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4. 交通費 〜値上がり&定額パスの登場〜
ここ数年で交通費も変わりました。2025年現在、地下鉄やバスの基本料金は1回1,550ウォン(約170円)。毎日通学に使うと意外と出費がかさみます。
そんな中でおすすめなのが「기후동행카드(Climate Card)」。これは月65,000ウォン(約7,150円)でソウル市内の地下鉄・市内バス・公共自転車「따릉이(タルリンイ)」まで使い放題の定額パスです。毎日学校に通う留学生にはぴったりですよね。
さらにクレジットカード連動の後払いタイプもあり、チャージ不要でそのまま使えるのも便利です。

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5. トータルすると?
ソウルと釜山、それぞれの生活費をまとめてみると…
• ソウル在住
• 家賃:60〜70万ウォン以上(約6.6〜7.7万円〜)
• 光熱費:5〜10万ウォン(約5,500〜1.1万円)
• 食費:30〜50万ウォン(約3.3〜5.5万円)
• 交通費:5〜7万ウォン(約5,500〜7,700円/定額パスなら7,150円)
• 合計:100〜130万ウォン(約11〜14万円)
• 釜山在住
• 家賃が大きく抑えられるため、80〜100万ウォン(約9〜11万円)に収めることも可能です。
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韓国での生活費は、住む場所によって大きく変わるのが一番のポイントです。ソウルで便利さを取るか、釜山でコストを抑えるか。どちらを選ぶかで留学生活のスタイルも変わってきます。
「韓国留学したいけど生活費が心配…」という方は、ぜひ自分の目的や生活スタイルに合わせて都市を選んでみてくださいね。
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