韓国で利用できる居住タイプ徹底ガイド
- Minhwa Cho
- 14 分前
- 読了時間: 5分
韓国留学を考えている方にとって、「どこに住むか」はとても大切なポイントですよね。
今回は、韓国で留学生が利用できる代表的な居住タイプを 寮 / コシテル / コリビングハウス / ワンルーム / オフィステル に分けて、特徴やメリット、価格帯などを日本の方にも分かりやすく紹介します。
各タイプの細かい生活レビューは別の記事で紹介する予定なので、今回は「最初に知っておきたい全体像」を優しくまとめました。
⸻
🏫 1. 大学寮(기숙사)
韓国の大学寮は、2人1室が最も一般的なタイプです。
ただし大学によっては 1人部屋 や 3人部屋 もあり、部屋の人数によって料金が異なります。
🔹 寮の特徴
• キャンパス内にある場合が多く、通学に非常に便利
• 寮費が比較的安いため、留学費用を大幅に節約できる
• 生活全般を学校がサポートしてくれるので、
初めて海外生活をする方・年齢が若い学生に特におすすめ
• ルームメイトや同じ寮の学生と自然に交流しやすい
→ 初期の孤独感が少なく、生活に馴染みやすい!
🔹 ソウル vs 釜山の寮申し込みの違い
• 釜山地域:入寮時期に合わせれば比較的確定しやすい
• ソウル地域:学生数が多く、先着順 or 抽選が多い → 申し込みが通らないことも多い


⸻
🚪 2. コシテル(一般 / プレミアム)
韓国で短期〜中期滞在する留学生・ワーホリ生に特に人気の住居です。
作りはシンプルで、部屋の中にベッド・机・トイレ・シャワーが全て揃ったコンパクト構造です。
⸻
◎ 一般コシテル(고시텔)
短期滞在から住めることが大きな魅力で、
1ヶ月単位で契約できる施設がほとんど。
🔹 一般コシテルのメリット
• 水道・光熱費・管理費込みのケースが多い
→ 生活費がとても安くなる
• ご飯・ラーメン・洗剤など無料提供している場所も多い
• 家具がすべて揃っていて、到着当日からすぐ生活を始められる
• ソウルのワンルームより家賃が安い
ただし部屋は狭いため、
「最低限住めれば 大丈夫!」という人や、短期留学生向けです。
🔹 価格(ソウルの一般的な相場)
• 保証金:10万〜20万ウォン
• 月家賃:50万〜70万ウォン前後

⸻
◎ プレミアムコシテル(프리미엄 고시텔)
一般コシテルよりも 広く、設備が良い タイプ。
部屋の中に 個人用洗濯機・乾燥機 がついていることも多く、より快適に暮らせます。
🔹 価格(相場)
• 保証金:20万ウォン〜家賃1ヶ月分ほど
• 月家賃:80万〜100万ウォン程度
「ワンルームよりは安く、コシテルより快適」
という良いバランスで人気が高いです。

⸻
🏡 3. コリビングハウス(Co-living House)
近年増えてきた新しいスタイルの住居で、
オフィステルのような綺麗な部屋と
シェアハウスの交流性、
コミュニティスペースの充実がひとつになった施設です。
🔹 コリビングの特徴
• 部屋は新築が多く、とても綺麗でホテルのような雰囲気
• ジムやラウンジ、専用作業スペースなど、共用スペースが充実
• 一人暮らしの自由さ+住民同士の交流が両立できる
→ 20〜30代に特に人気
🔹 利用期間・価格
• 最低契約期間:3ヶ月から
• 保証金:300万ウォン以上
• 家賃:70万ウォン以上(管理費別)
一般的にワンルームよりやや高めですが、共用施設をよく使う方には満足度が高いタイプです。


⸻
🏘 4. ワンルーム(원룸)
2年以上など、長期滞在する方に最も利用される一般的な住居タイプです。
日本の「一人暮らし用マンション」とほぼ同じイメージです。
韓国ではワンルームの多くが“빌라(ヴィラ)”と呼ばれる
4〜5階建ての小規模マンションに入っています。
🔹 特徴
• 完全プライベート空間で静かに暮らしたい人向け
• 地域を少し広げると、同じ予算でより広く綺麗な部屋に住める
• 家具は備え付けの場合もありますが、ないケースもあり要確認
🔹 保証金・家賃の相場
• 保証金:
• ソウル → 1,000万ウォン以上
• 釜山 → 300万ウォン以上
• 月家賃:
• ソウル → 60万ウォン以上(管理費別)
• 釜山 → 40万ウォン以上(管理費別)
コシテルと「月家賃自体」は近いですが、
ワンルームは 保証金が高い・管理費別・基本契約期間2年が多い
という点が大きく異なります。


⸻
🏙 5. オフィステル(오피스텔)
韓国で一人暮らしをする上で、
最も快適な住居タイプのひとつです。
🔹 特徴
• 立地はほとんどが駅近 → 安全で便利
• 内装が綺麗で、フルオプション(冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなど)
• ロフト(복층)タイプも多く人気
• 1年契約に対応している物件もあり、そこまで長期じゃなくてもOK
ただし、すべてのオフィステルが
居住用登録(전입신고)可能ではないため、
契約前に「住民登録できる物件かどうか」を必ず確認する必要があります。
🔹 価格の目安
• ソウル:
• 保証金 1,000万ウォン以上
• 家賃 70万ウォン以上(管理費別)
• 釜山:
• 保証金 500万ウォン以上
• 家賃 50万ウォン以上(管理費別)
また管理費はワンルームの約2倍程度と考えておくと良いです。

🏁最後に
今回は韓国で利用できる主要な住居タイプについて、
日本の方にも分かりやすいようにまとめて紹介しました。
今後の記事では、
• タイプ別のメリット・デメリットの比較
• ソウル/釜山のおすすめ居住エリア
• 契約時に気をつけるポイント
• 初期費用を安く抑える方法
なども詳しく紹介していきます。
韓国留学の住まい選びに、ぜひ役立ててください!




コメント